来月5日には、令和8年度の司法書士試験が実施される予定となっております 。
私が合格した令和2年度からは少し時間が経ちますが、毎年のこの時期になると思い出すのは、直前期の最後の仕上げに励んでいた受験生の頃の記憶です 。当時はコロナ禍の影響で試験日が延期されるという異例の事態ではございましたが、粛々と勉強を続けておりました 。
司法書士試験が本当に難しい試験であることは、受験を経験された方であれば深く共感されることと存じます 。決して安くない費用を予備校に支払い、懸命に努力を積み重ねても、なかなか合格という結果を手にすることができないシビアな世界です 。自ら選んだ道とはいえ、不合格という現実を突きつけられるのは非常に辛く、私自身も受験勉強をしたことを後悔した時期がございました 。
しかし、そうした困難な壁に挑むことができる環境は、実は大変幸せなことではないかとも感じております 。1年に1回の機会に全力を注ぎ、日々努力を積み重ねる生き方は、ただ漫然と日々を過ごすよりも遥かに張り合いが持てます 。しんどい思いをする分、生きる力が漲るのではないでしょうか 。現在の私にとって、その「1年に1回のチャンス」はフルマラソンのレースへと形を変えておりますが、これを軸に一年の計画を立てることで日々のトレーニングや目標管理ができ、結果として締まりのある生活に繋がっております 。
受験生の皆様におかれましては、辛く苦しい時こそ少し冷静になり、「挑むことの幸せ」を感じていただければ幸いです 。健康に気をつけながら 、試験当日は悔いの残らぬよう、最後まで戦い抜かれますことを心よりお祈り申し上げます 。